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子供たちの引き起こす「ロボットいじめ行動」の回避
子供たちの引き起こす「ロボットいじめ行動」の回避 // Journal of Information Processing Society of Japan, 56 (2015), 4; 1203-1216 (domaća recenzija, članak, znanstveni)
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Naslov
子供たちの引き起こす「ロボットいじめ行動」の回避
(Robot Navigation Strategy for Escaping from Children's Bullying)
Autori
Kidokoro, Hiroyuki ; Suehiro, Yoshitaka ; Brščić, Dražen ; Kanda, Takayuki
Izvornik
Journal of Information Processing Society of Japan (0447-8053) 56
(2015), 4;
1203-1216
Vrsta, podvrsta i kategorija rada
Radovi u časopisima, članak, znanstveni
Ključne riječi
人とロボットの相互作用 ; 子供 ; ロボットいじめ
(human-robot interaction ; children ; robot bullying)
Sažetak
公共の場で活動するソーシャルロボットが期待されている.ソーシャ ルロボットは人々の興味を引き,かつ有意義なサービス提供ができる 可能性がある.しかし,興味を引かれてロボットと相互作用を始めた 子供たちの行動が,ときに行き過ぎ,ロボットに対して攻撃行動を起 こすことが明らかになってきた.観察実験によって,ロボットに関心 を示した子供のうち,合計で117回の執拗な攻撃行動を観測した.子 供たちはロボットに暴言を吐き,蹴り,叩くなどの行動でロボットの 活動を執拗に妨害していた.本論文では,ロボットに対する執拗な攻 撃行動を「ロボットいじめ」と名付け,この現象の緩和を試みる.こ の目的のために,子供のロボットいじめ行動をモデル化し,ロボット がモデルを用いてロボットいじめ行動を事前にシミュレートし回避可 能にさせる.モデルを歩行者シミュレーションへ導入することで,子 供のロボットいじめ行動をシミュレーション上で再現できるようにし た.また,本論文では,ロボットいじめ行動のシミュレーションをロ ボットの将来行動の計画に用いる,というシミュレーションに基づい た行動計画方法を提案する.ロボットは,センサシステムから現在の 状況を取得し,自らの行動に対して子供たちがどのような行動をし て,その結果,近い将来どのような状況が生じるのかをこのシミュレ ーション上で検討する.このシミュレーション結果を比較すること で,ロボットいじめが起きにくい行動を選択する.この「ロボットい じめのシミュレーションに基づいた行動計画」システムを構築した. 実際のショッピングモールでシステムを用いた実験を行ったところ, ロボットいじめの生起を抑制できたことを確認した.
Izvorni jezik
Jpn
Znanstvena područja
Računarstvo, Temeljne tehničke znanosti