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多様化する学習環境に適応したコースデザイン (Tayouka suru gakushu kankyou ni tekioushita koosu dezain)

海外において日本語・文化に興味を持ち学習したいという 時期、理由はそれぞれ異なる。情報技術の発達により、興 味を持つ機会が増え、多様な学習環境へのアクセスも簡単 になっている。また、日本及び日本語教育実施国の社会的 ニーズに対応するためにも、いかに地域特性に合わせたフ レキシブルなコースデザインができるかが重要になる。 2015年9月に設立されたプーラ大学では、自律学習を積極 的に推奨し、多様化する学習環境に適応できるフレキシブ ルなコースデザインを目指している。その中心となるのが 「日本語・日本文化学習支援のオンラインリソース」の講 義で１年次前期に週１回設定している。学習方法の多様化 に対応するこの講義の目的は、学生に学習を支援するオン ラインリソースを紹介し、それらを活用した学習・自律学 習の可能性を示し・身に付けさせることである。また、多 様化する学生の興味に対応するため、2016年度から、「課 外授業」をプログラムに取り入れ、学生たちが目的・興 味・能力などに合った内容の選択ができ、その結果、単位 を取れるようになっている。そのほか、社会ニーズに対応 するために、クロアチアの主要産業である観光産業に特化 した観光日本語に力を入れたり、若年者・生涯学習へ広く 対応するため社会人コースを設けている。

コースデザイン ; オンラインリソース ; 日本語教育

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